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10年後もその先も選ばれ続ける学園であるために

  平成30(2018)年に創立90周年を迎える学校法人大阪産業大学は、昭和3(1928)年、瀬島源三郎により大阪鉄道学校として創立されました。

 以来、建学の精神「偉大なる平凡人たれ」の下、一貫して、実社会を支える有能な人材育成を目標に掲げ、社会に貢献できる質の高い教育機関を目指して注力し続け今日に至ります。

現在では大阪産業大学(6学部13学科、大学院4研究科)、大阪産業大学附属中学校高等学校、大阪桐蔭中学校高等学校を設置し、学生・生徒数は約13,000名、職員約700名を擁する教育機関に成長すると共に、これまで実に16万余名の卒業生が社会に巣立っております。

 これもひとえに、各界各層からのご理解とご支援の賜物と心より感謝いたします。

  一方、私学経営の環境を見ますと少子化の影響により、大学の主要指標である18歳人口は、今後10年間で約118万人から106万人に約11%減少すると予想され、非常に厳しいものとなります。

本学園が拠点を置く近畿地方に限っては一層深刻なことに約20万人から17万人へと、約15%減少します。

また、私学経営環境の悪化のひとつとして、大学進学率の頭打ちが挙げられます。これまでは大学進学率の上昇により、少子高齢化による大学進学者数への影響は緩和されていましたが、近年は緩やかとなりこれ以上の上昇を見込むことは難しいと予想されます。

 このような厳しい状況下において、社会から選ばれ続ける学園であるためには、学園の考えや思いを広く社会に公表する必要があると考え、10年後に迎える学園創立100周年に向けた展望を「Vision100」として示すことといたしました。

 また、学園構成員一人ひとりが帰属意識を持ち、「学生・生徒のために」「地域のために」何をすべきか、目標を掲げ行動するための「職員の行動指針」を策定し、これを宣言することといたしました。

 今後、職員が一丸となって本Visionの実現と行動指針の実行を通じて、学園の発展と社会への貢献を果たすため取り組んで参ります。

100周年へのミッション

Ⅰ.学園総合力の強化に向けた行動戦略

1. 建学の精神「偉大なる平凡人たれ」に基づいて、中学校から大学院に至る総合教育機関として、社会の要請に応える教育研究体制を整備する

大阪産業大学

  • 目指す人物像
建学の精神「偉大なる平凡人たれ」を念頭に置き、社会人としての教養と倫理観を養い、思いやりとやさしさの精神を持ち、変化の激しい社会に対応する能力と主体的に取り組む意欲により、社会と産業に貢献することができる実践的「産業人」を育成する。
  • 学びのかたちの新しい展開
大阪東部の「ものづくり」が特色である地域社会と大阪湾から生駒山脈へ連なる自然環境に根ざした教育、将来のキャリアを見通した教育を実現する大学として、豊かな人生を歩むことができる学生を育む。


  1. 確かな基礎学力、課題を発見し必要な情報を収集できる力、協働する力を身に付け、社会と産業における課題を解決できる実践的な能力を開発することにより、激変する情勢の中で新たな価値を産み出し、未来の社会に対応できる「生きる力」を養成する教育を行う。
  2. 学科の鏡となる学生の育成を行い、アクティブ・ラーニング、ICTの活用による基礎学力の向上を図り、学生がさらに能力を伸ばすことができる教育を行う。
  3. 高校から大学へのスムーズな移行を図る高大接続プログラムを充実させ、地域の自然環境・産業社会に結びついた教育を行う。さらに、学生の就職力が向上する教育を目指す。
  4. 学生の学習状況・出席状況等を把握し、かつ入学から卒業までの教育成果を分析するためのIR(Institutional Research)分析を充実させ、個々の学生の状況に応じた履修指導をきめ細かく行う。また、IR分析の結果に基づき、教育カリキュラムの改善を定量的かつ継続的に行う。

大阪産業大学附属中学校高等学校

  • 現代社会で活躍できる「人間力」を備えた人材の育成
建学の精神「偉大なる平凡人たれ」に基づいた教育を推進し、「知識」と「知恵」を備え、かつ、「努力することを厭わない」「与えられたことを責任を持ってやり遂げる」ことのできる生徒の育成に努める。

大阪桐蔭中学校高等学校

  • 中高一貫教育を通しての人間力育成
建学の精神「偉大なる平凡人たれ」、教育実践目標「鼎立(ていりつ)成りて碩量(せきりょう)を育む」の下、相手を思いやり、周囲に気配りのできる「優しさ」、得た知識を活用できる思考力・判断力・表現力を兼ね備えた「賢さ」、逞しく生きるための「強さ」の徳・知・体のバランスのとれた生徒の育成に努める。

2. 各学校の特色を尊重しつつ、中高一貫および高大接続の教育・スポーツ連携による相乗効果を最大限に生み出す仕組みを構築する

  • 高大接続、高校間連携の強化
  1. 大阪産業大学附属高等学校にて、大阪産業大学入学後に単位認定される授業や大学高校合同による海外研修等を実施する。 
  2. 大阪産業大学と大阪桐蔭高等学校とのスポーツクラブ合同練習やスポーツ施設を有効利用する。
  3. 大阪産業大学附属中学校高等学校と大阪桐蔭中学校高等学校とのスポーツ連携、合同練習やスポーツ施設を有効利用する。

3. 地域における「知の拠点」「生涯学習の場」「社会人の学び直しの場」として地域とのかかわりを強化し、地域の問題解決および実践教育を行うプラットフォームを構築する

大阪産業大学

  • 地域に必要とされる大学へ
地域社会、企業、学校等と連携した教育研究を行い、将来の地域社会・産業に必要な産業人を養成すると同時に、学びの場の拠点となることを目指す。

  1. 大阪東部など「ものづくり」を特色とする地域の企業との製品開発・共同研究等を積極的に行い、商品開発、特許など知的財産の獲得を推進する。
  2. 地域の産業人に経営・技術・技能等に関する教育を提供する。
  3. アジア地域を中心としてグローバルな視点を持ちながら、地域貢献に対応できる学生を育成するため、海外の大学との交流を図る。
  4. 地域企業へのインターンシップを促進する。
  5. 大東市と連携し「環境」「観光」「健康」の3つのテーマで行っている大東シニア総合大学をさらに発展させ、地域の活性化に貢献する。

大阪産業大学附属中学校高等学校

  • 地域から支持される学校作り
地元地域との連携の強化を図り、地域住民との交流を深め、また地域への貢献を果たすことで地域から支持される学校作りに努める。

大阪桐蔭中学校高等学校

  • 地域に評価される学校作り
地域と連携・協力して教育課題を共有しながら、その解決を図り、地域に根ざした質の高い教育を目指す。

4. 学生・生徒の安心・安全および快適さを備えた地域に開かれたキャンパス整備を推進する

大阪産業大学

  • キャンパスライフの質的向上
学生の安全、健康を守るための教育と環境整備を進める。感性豊かな学生生活を送ることができ、かつ学生・教員が対話し「生きる力」を身に付けるための教育環境を整え、教室の整備、福利厚生のための施設・設備の充実を図る。

  1. 大学キャンパス整備計画に沿って教育研究環境の充実を図る。
  2. 地域の方々にも利用頂けるような魅力ある食堂への改善を行い、地域に開かれたキャンパス整備を進める。
 

大阪産業大学附属中学校高等学校

  • 教育環境の整備
新校舎建築に向けての検討を進め、ICT教育環境等の施設・設備の充実を図り、安心・安全・快適、かつ効率的な教育が進められよう努める。

大阪桐蔭中学校高等学校

  • 教育環境の整備
施設の老朽化対策、ICT 教育環境、エコスクール化、さらには、安心・安全で豊かな学びを可能にする教育環境の整備を進める。

5. 卒業生および保護者との連携を強化する

卒業生および保護者とのコミュニケーションをさらに強化して、学園と卒業生および保護者が一体となって学生・生徒へのサポートが行える体制を構築する。

6. 各機関においてブランド力の確立・強化を目指した取組みを積極的に行い学生・生徒が自信と誇りを持てるよう努める

大阪産業大学

  • 産大ブランドの確立
在学生・卒業生が産大人であることを誇りに思うことができる大学とする。学部・学科のシーズを創造・発信し、産業・社会に貢献できる大学とする。
  1. 大学院および学部の教育研究内容の特徴を明確に示し、ブランドを確立する。
  2. 本学の研究成果から得たシーズを企業等との共同研究・製品開発につなげ、有為な産業人を育成する。
  3. 個々の学生にとってふさわしい就職ができるよう教育し、かつ総合的なキャリア支援を行う。
  4. 継続的な広報により、大学の教育研究活動を社会に向けて発信する。

大阪産業大学附属中学校高等学校

  • 産大附属ブランドの確立
高等学校の2科5コースの特長を明確化し、それぞれのコースが高い目標を掲げ、実践することによって、すべての生徒が自信と誇りを持てるよう努める。

大阪桐蔭中学校高等学校

  • 大阪桐蔭ブランド力の強化
中学校・高等学校I・Ⅱ・Ⅲ類の教育重点目標を明確にし、系統性・計画性をもって、教育活動に励み、生徒一人ひとりが桐蔭生としての自信と誇りを持ち、社会に貢献できる人材の育成に努める。

Ⅱ.組織・人事戦略

1.ガバナンスの
継続的な強化

2.内部統制システムの
充実および強化

3.帰属意識の向上、
自由闊達な組織風土の醸成、職員の士気向上およびコンプライアンスの浸透を図る

Ⅲ.財務戦略

1. あらゆる収入増加策を図り、経営基盤を安定化させる

  1. 適正な授業料収入の確保に加えて、補助金を始めとした外部資金の受け入れや着実な資産運用による収入など、あらゆる収入増加策を図る。
  2. 健全な財務基盤を確立し、キャンパス整備を含む教育環境の充実を図る。
  3. 収入増により、財務体力を強化させ、学園経営の永続を目指す。

2. 費用対効果を検証し、支出内容の質を高める

  1. 各機関での事業内容の優先度を整理し、予算を効果的に配分する。
  2. 事業活動の支出に対する検証を行い、冗費を節減する。

Ⅳ.大学キャンパス整備計画の概要

2018年~2028年Ⅰ~Ⅲ期に分け、各施設を整備し就学環境の充実を図ります。

東キャンパス

  1. 8階建の18号館(仮称)を建設し、点在・老朽化している実験・実習場を集約するとともにし、リニューアルすると共に、東キャンパスの講義教室を充実させる〔Ⅰ期〕
  2. 体育施設倉庫(仮称)を建設する〔Ⅰ期〕
  3. 第1グラウンドを拡張・整備し、300mトラックを建設する。これに合せて駐車場も整備する〔Ⅱ期・計画変更の可能性有〕
  4. 総合実験実習棟の耐震工事を行う〔Ⅱ期・計画変更の可能性有〕
18号館(仮称)

中央キャンパス

  1. 9号館の耐震工事を行う〔Ⅰ期〕
  2. キャンパス東西軸の一本化等の検討〔Ⅲ期・将来の検討課題〕

南キャンパス

  1. 学生会館〔クラブハウス含む〕(仮称)を建設する〔Ⅰ期〕
  2. 南キャンパスと中央キャンパスをつなぐブリッジを建設する〔Ⅰ期〕
  3. アリーナ等スポーツ施設(プールなし)を建設する〔Ⅱ期・計画変更の可能性有〕
学生会館〔クラブハウス含む〕(仮称)

食堂

大学食堂を全面リニューアル(2019 年4 月OPEN)
  • 本館(11号館)地下1階
    (マルチカフェテリア方式を導入した総合食堂)
  • 12号館1階
    (様々なメニューを提供する学内最大のメイン食堂) 
  • 16号館1階
    (焼き立てパンやパスタ等を提供するオシャレなカフェテリア)
  • 16号館2階
    (学生に好評の本格揚げ物専門店を展開)
  • クリスタルテラス2階
    (低価格でボリュームがあり高校生にも配慮したメニューを提供)
  • クラブハウス1階
    (多種多様な自動販売機を設置したくつろぎのエリア)
※画像は建築予定イメージです。

学校法人大阪産業大学 職員の行動指針

学校法人大阪産業大学は、建学の精神および教育理念に則り、教育研究の発展に努め、これらの活動を通して広く社会に貢献します。 本学園の役員および職員は、教育研究および社会貢献を担う機関として本学園に課せられた社会的使命を認識し、高い倫理観と社会的良識に則って行動します。

①教育の推進

私たちは、建学の精神「偉大なる平凡人たれ」に基づき、実学教育とその基となる基礎教育の実践により、変化する社会において柔軟に対応できる“応用力”を持ち、社会に貢献できる人材(産業人)を養成します。そのために、常に学生・生徒への教育や指導の向上に励み、学生・生徒の満足度の向上に努めます。

②人権の尊重

私たちは、学生・生徒、本学園で働く全ての職員の基本的人権、人格、価値観、プラ イバシーを尊重し、暴力行為、ハラスメント、差別的言動に対して厳正に対応します。

③コンプライアンスの徹底

私たちは、法令および本学園の諸規程を遵守して誠実かつ公正に職務を遂行し、 高い倫理観と社会的良識に則って行動します。

④社会貢献の推進

私たちは、地域社会から多大な支援を受けていることを自覚し、地域社会との交流や相互協力を通じて、地域社会の発展に貢献すると共に、教育研究の成果を積極的に社会に還元します。

⑤改革の推進

私たちは、自身の業務に対して誇りと責任を持ち、常に能力の向上、業務の効率化に努めます。また、自ら考え能動的に行動し、新しいことにチャレンジする姿勢を持ち続けます。